山梨県甲府市の現場にて屋根塗装工事の縁切りと下塗りを行いました。
屋根は風雨にさらされて痛みやすいですので、定期的にメンテナンスすることをお勧めします。
屋根はなかなか肉眼で確認することができませんから、劣化しているのを見逃しやすい場所です。
劣化したままにしてしまうと損傷や雨漏りのリスクがあるため、専門業者に依頼して屋根の状態を見てもらいましょう。
当社は無料で建物診断を実施しております。
お家のことでなにかお困りのことがございましたらぜひ当社にお声がけください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
それでは本日行った作業をご紹介していきます。
【屋根塗装 縁切り〜下塗り】
屋根塗装は縁切りという工程があります。
縁切りは塗装で屋根材がくっついてしまわないように行う作業で、タスペーサーという縁切り部材を屋根材に差し込みます。
縁切りやタスペーサーについては下のページでお伝えしておりますのでこちらをご覧ください。
「タスペーサーの重要性 ～雨漏りから屋根を守る、タスペーサーとは」
続いて屋根の下塗りです。
下塗りにはシーラーを塗布します。
前述しましたが、屋根は風雨にさらされていて痛みが出やすいため、塗料の吸い込みも多いことがあります。
塗料の吸い込みが多いと必要な塗膜厚を一回の塗装だけで確保することができません。
とくに下塗りの場合は仕上げ剤の吸い込みを防ぐ役割がありますので、十分な塗膜厚を確保していくことが大切です。
また、シーラーは下地と塗料の密着性を高める目的もあります。
下塗りがしっかりできていないと下地から塗装が剥がれてしまうため、性能の高い塗料で塗ったとしてもあまり長持ちしてくれません。
下地処理、下塗り、この二つの工程が適切に行われることで、長持ちする塗装に仕上げることができます。
下地処理や下塗りについてはこちらの「塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です」をご覧ください。
【屋根塗装ができないケース】
建物は経年劣化してきますので、屋根も例外ではありません。
痛んでいる状態が深刻だと屋根塗装ができないケースがありますのでご注意ください。
屋根が痛んでいると高圧洗浄をしただけでも破損してしまうことがあります。
また、ルーフィングが劣化して防水性をなくしていたり、野地板などの下地が腐食を起こしていたりする場合も同じく屋根塗装では対応ができませんので、葺き替えかカバー工法をご検討する必要があります。
屋根の状態は下からではどうなっているか確かめることが難しいです。
劣化を見逃しやすい場所でもありますので、専門業者に依頼して定期的に屋根を点検してもらいましょう。
屋根塗装についてはこちらの「屋根塗装・外壁塗装」でもお伝えしておりますので、良ければこちらもご覧ください。
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