日本では馴染み深い瓦屋根。
重厚感があり、風格のある姿が魅力的ですよね。
瓦は耐久性が高く、日本瓦だと耐用年数が50年以上と、どの屋根材よりも長寿命です。
しかし、いくら頑丈とはいえ、雨や風、太陽光などにさらされる環境下にあります。
年数が経過すれば劣化してくるため、適切なタイミングでメンテナンスをしなければなりません。
こちらでは、瓦屋根が劣化してしまう具体的な原因とその対処方法をわかりやすく解説いたします!
瓦の種類
瓦でもいくつか種類があります。
こちらでは瓦の種類と特徴をご紹介いたします。
ご自分のお家の瓦がどの種類なのか、しっかり見極めできるようにしておきましょう。
●和瓦(日本瓦)
日本瓦は古くから日本で使われている瓦です。
神社仏閣から住宅まで、昔は幅広い建物に使われていました。
いまでは住宅の洋風化が進んであまり目にする機会は減りましたが、和風住宅といったら日本瓦です。
日本瓦は粘土を瓦状に成型して、釜で焼いてつくります。
日本瓦にもいくつか種類があり、大別すると釉薬瓦と無釉薬瓦の2つがあります。
どちらも非常に優れた耐久性を発揮し、耐水性が高いので塗装しなくても大丈夫です。
瓦は基本的に形やサイズが統一されています。
そのため、もし瓦が割れてしまっても、差し替えなどの時は他のメーカーの瓦が使えるケースが多いです。
瓦の弱点といえば、重量です。
屋根材の中で最も重量があり、日本瓦は約50kg/㎡。
現在普及するスレートは約20kg/㎡、アスファルトシングルは約10kg/㎡、金属屋根は約5kg/㎡と大きな差があります。
重量があると重心が上がり、耐震性では不利です。
また、瓦が釘止めされていないと台風など強い風が吹いた時に飛ばされてしまいます。
割れた瓦が飛散することや瓦が崩落する被害も出ておりますので、けっしてメンテナンスフリーではないということを忘れてはいけません。
●洋瓦
洋瓦は大別すると「主原料が粘土の瓦」と「主原料がセメントの瓦」の2種類があります。
日本瓦と同じ粘土を主原料とする洋瓦は、欧州発祥で丸みを帯びたS形やF形など形状が多様です。
色のバリエーションも豊富なため、洋風住宅の外観によく馴染みます。
セメント瓦は名前のとおりセメントを主原料とする瓦。
デザインは和風から洋風と形状が多用です。
セメント瓦は素材が根本的に異なり、防水性を保つために塗装が必須です。
経年劣化で塗装が磨耗すると水を吸って脆くなり、割れやすくなります。
劣化の原因
1:落下物や飛来物がぶつかった
最も被害の多い原因が、落下物や飛来物によるものです。
石や雹など大きなものがぶつかる衝撃で瓦は割れてしまいます。
とくに風が強い日は飛ばされやすいため注意が必要です。
耐久性が高いとはいえ、強い衝撃があると瓦も割れてしまいます。
2:人の手によるもの
テレビアンテナの設置や補修などで人が屋根に上がった際に瓦が割れてしまうことがあります。
瓦の中央に負荷がかかると割れやすいため、屋根への知識が乏しいと起こりうるかもしれません。
また、ソーラーパネルなどの設備を設置したことによって瓦が割れてしまうケースもあります。
3:釘の劣化
築年数が経っていると釘が錆びてしまって、瓦を止める効きが悪くなっている可能性があります。
風雨にさらされる場所なため、釘が錆びていてもおかしくありません。
釘の効きが悪くなっていると、台風などの強風時に瓦が飛ばされる危険性があります。
4:凍害、塩害によるもの
寒冷地や標高の高い地域では、瓦内部の水分が凍結と融解を繰り返すことで体積が膨張し、亀裂や剥離を引き起こす凍害が発生します。
一方、沿岸地域では塩分の影響で素材を脆化させる塩害への注意が必要です。
いずれも素材自体の強度が損なわれるため、早期の劣化診断が不可欠です。
被害のほとんどは瓦が1、2枚割れるくらいで済んでいます。
しかし、「このくらいなら大丈夫かな」と放置してしまうのは禁物です。
まず、割れた瓦は風で飛散する可能性があります。
重量が軽いスレートでも破片が飛散すると大変なのに、さらに厚みのある瓦が飛散すると、破片とはいえ危険です。
また、瓦が割れたところから雨が入り込みます。
正常時ならルーフィング(防水紙)で防水されていますが、太陽の紫外線や飛来物にさらされるため、劣化が早まります。
最悪は雨漏りへと被害が発展する可能性があります。
雨漏りがあると葺き替えや葺き直しなどの大規模工事が必要になるかもしれません。
頑丈な瓦とはいえ、割れや剥がれが確認できたら、すぐに業者さんへご連絡ください。
補修方法
瓦の主な補修方法は、「類似する瓦で差し替える方法」をとっています。
日本瓦や洋瓦(粘土瓦)では、割れている瓦を外して、形状が似ている瓦を差し込みます。
セメント瓦は割れが軽微でしたらコーキングを打設して亀裂をふさぐ方法をとります。
これはセメント瓦が生産停止で、新たに材料を調達できないことが一つの理由です。
最近ではDIYの流行から自分で修理を考えている方が増えております。
動画や記事などで補修方法が紹介されていますが、屋根上での作業となりますので、非常に危険です。
年数の経過した屋根は砂埃や苔などで滑りやすくなっています。
転落する危険性がありますので、屋根に関することはプロに任せていただきたいです。
LOHASでは屋根工事全般を承っております。
建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
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