ふと屋根を見たときに状態がどうなっているか気になることはありませんか?
屋根は高い場所にありますので下からでは状態がどうなっているかわかりません。
風雨にさらされる場所ですから長い期間メンテナンスをしていないとだいぶ痛んでしまっている可能性があります。
屋根の状態が悪くなっていると雨漏りを引き起こす恐れもありますので、定期的に屋根点検の実施をおすすめします。
ここでは屋根点検の必要性やタイミング、注意しておきたいポイントをお伝えします。
【屋根点検の必要性】
屋根は雨や太陽の日差し、風などから守る大切な構造体です。
風雨にさらされる過酷な環境なため痛みが出やすいということも注意しなければいけない場所です。
しかし、屋根は下からでは状態を見ることができませんので、どうなっているか見ることができません。
目視で確認ができないということがあってか屋根は傷んでいてもそのまま放置されてしまうことが多いです。
屋根の劣化を放置してしまうと雨漏りを引き起こす恐れがあり、被害が深刻だと建物の寿命も縮めてしまいます。
長く建物を維持するためには劣化を放置しないこと、状態が悪くなっているのを早く気づき対処することが大切です。
屋根点検が必要といわれるのは定期的に屋根の状態を診断し、屋根が傷まないうちにメンテナンスができるからです。
痛んでからだと工事規模も大きくなる可能性があり、その分のコストもかかります。
早く劣化に気がつきメンテナンスをすることで工事範囲が抑えられ、メンテナンスのトータルコストの節約につなげることができます。
【屋根点検のタイミングは年数と劣化症状】
屋根点検が必要だとしても状態を見ることができないのならいつ点検をすればいいかタイミングがわからないですよね。
まず、屋根点検を実施する目安は年数です。
屋根材はスレートや金属屋根、瓦屋根など種類があり、各屋根材によって劣化の仕方が変わってきますが、劣化症状が出てくる5〜10年前後を目安に一度状態を見てもらうことをおすすめします。
屋根材だけでなく棟板金の劣化もあり、風にあおられて飛ばされてしまう被害が起きています。
台風など強風が吹く時期は被害が多くなりますので、天候や季節に合わせて点検するのもご検討ください。
自然災害による損傷は火災保険で修理できることがあります。
火災保険の詳しいことについてはこちらの「火災保険を使った修繕工事」をご覧ください。
【劣化症状を見つけたときも屋根点検のタイミング!】
屋根は劣化してくると以下の症状が出てきます。
【屋根の劣化症状】
・塗装の色あせ、チョーキング
・汚れや苔の付着
・スレートや瓦の破損、反り
・棟板金の釘抜け、浮き
・コーキングの劣化
・漆喰の欠け、破損
劣化症状の詳しいことについてはこちらの「メンテナンスのタイミングを見逃さない!外壁と屋根の劣化症状は?」で解説しております。
しかし、ここで疑問が浮かぶかもしれません……
高いところにある屋根の状態を見るにはどうすればいいのか……と
屋根は一番上にあるのを大屋根、一段下にあるのを下屋根と呼んでいます。
大屋根と下屋根はまったく同じように劣化するわけではありませんが、下屋根は比較的に状態を確認しやすい場所にあります。
2階の窓から下屋根を見下ろすことができる場合もありますので、窓から下屋根が見れる場合は状態がどうなっているか確認してみましょう。
【屋根点検を行う際の注意点】
屋根点検を行う際に注意しておきたいポイントがあります。
とても重要なことなのでぜひチェックしてください。
【悪徳業者に注意!屋根の写真を撮ってもらう】
屋根にかぎらず工事業者の中には嘘を言って工事をさせようとしたり、多額の工事代を請求してきたりする悪徳業者がいます。
とくに屋根は目視で状態を見ることができませんのでトラブルが多くなっています。
屋根点検する際はかならず屋根の写真を撮ってもらうことをおすすめします。
劣化や破損しているところを口頭でしか説明がないと実際にどうなっているかは業者を信じるしかありません。
何度も工事を依頼して信頼関係ができている業者ならともかく、初めて依頼する業者にはちゃんと屋根の状態を写真に撮ってもらって自分でも状態を確認ができるようにしておきましょう。
また、屋根の点検だけでなく工事の時も仕上がり後や作業進捗を施工写真に残してもらうことをおすすめします。
当社はお客様が安心して工事をおまかせしていただけるように施工前の診断書や完了報告書を写真付きでご提出しております。
詳しくはこちらの「屋根工事が初めての方へ(当社の強み)」でお伝えしておりますので、良ければこちらもご覧ください。
【落下の危険!屋根は絶対に登らないこと!】
高いところに慣れているとしても屋根に登るのは落下する恐れがあり、非常に危険です。
地面から建物までの高さは2階建てで7〜10mほどありますので、もし落下したら命に関わることになります。
1階だけの平屋ならそこまで高さがないから大丈夫と思うのも非常に危険です。
平屋は軒先で3.5mほど、棟高さまで6mほどですから打ちどころが悪ければ大変なことになってしまいます。
また、屋根は風雨にさらされて汚れていますので滑りやすくなっています。
いくら慎重に登ったとしても足を滑らせてしまったら制御不能でそのまま落下してしまいます。
プロでも屋根の状態や傾斜の角度によっては梯子に登るだけで留めたり、ドローンを飛ばしたりして対応しています。
業者に点検を依頼する手間はありますが、重大な事故につながりかねませんので、自分で屋根に登るのは絶対にお避けください。
ここまで屋根点検についてお伝えしてきました。
定期的に屋根の点検をすることで問題点を早期に発見することができます。
長期的な建物の維持につながりますので、屋根の状態が気になっている方は屋根点検を実施ください。
当社は無料で点検を実施しておりますので、メンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらぜひご利用ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」でお伝えしております。
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