屋根工事ブログ

投稿日:2019年3月14日  更新日:2023年8月31日

スレート屋根塗装

季節も春に入り、卒業と入学や新社会人になる方など新しい環境で頑張っていく方が多いと思います!!

春は新生活の時期で心機一転スッキリするためにも塗装するお宅もあります!

この時期は気候も安定しているので一年の中でも最も施工しやすく工事も多くなってくる時期です。

外壁の塗装も行うのであれば同時に屋根の塗装も行うことが大切です!

屋根の塗装の中でも、最近最も使用されているのがスレート屋根です。

今回はスレート屋根の塗装についてご紹介いたします。

 

【スレート屋根は定期的に塗装が必要です!】

スレート屋根塗装

屋根材はスレートの他に金属屋根、アスファルトシングル、瓦などいろいろな種類があります。

スレートは現在の戸建て住宅によく採用されている屋根材。

コストが安価でありながら耐用年数が20年と長持ちでして、近年では遮熱機能を持ったスレートも登場しております。

 

多く普及するスレートですが、セメントを原料としておりますので、経年劣化で塗装が摩耗して水を染み込みやすくなります。

この状態だと劣化が早まり、スレートが割れやすくなってしまうため、防水性を保つために定期的に塗装が必要です。

 

スレート屋根には塗装が必要ないという業者もいますが、スレート屋根は金属屋根と同じく年数が経ってくると苔などが生え始め耐久性も落ちてきます。

耐久性が落ちるということは同時に雨が続けば雨漏りする可能性も上がっていくので、美観を保つほかにも防水性を高める役割としても塗装を行なっていく必要があります。

 

屋根材の種類やシェア率についてはこちらの「屋根材のシェア率は?屋根材の種類と特徴、選び方のポイントも解説!」をご覧ください。

 

【スレート屋根の塗り替え周期】

スレート屋根塗装

スレート屋根の塗り替え周期は、使用する塗料にもよりますが、だいたい10〜15年ほどです。

屋根の塗料にも外壁と同じようにウレタン、シリコン、フッ素など種類があり、各塗料で耐用年数が違います。

より長持ちさせたいという方は、耐候性に優れるフッ素塗料がお勧めです。

 

塗料についてはこちらの「屋根塗装・外壁塗装におすすめの塗料は?種類や耐用年数の違いも解説」をご覧ください。

 

屋根塗装のタイミングですが、年数の経過の他にもう一つ目安として欲しいことがあります。

それが「劣化症状」です。

 

屋根の劣化症状は、

・色褪せ

・汚れの目立ち

・コケの発生

・サビの発生

・スレートのひび割れや破損(敷地内に破片が落ちていることがあります)

・棟板金の浮きや外れ(明らかに外れている状態でないと確認が難しいですが、注意してみておくことが大切です)

などです。

 

屋根は高いところにあるため、すべてを目視で確認することは難しいですが、年数が経つと上記のような劣化症状が発生してきますので注意して見ておきましょう。

 

屋根の劣化症状についてはこちらの「メンテナンスのタイミングを見逃さない!外壁と屋根の劣化症状は?」をご覧ください。

 

スレート屋根塗装

絶対に避けていただきたいのが、ご自身で屋根に登ることです。

下からだと屋根の状態が分からないかもしれませんが、経年劣化した屋根は非常に滑りやすく、転落する恐れがあり大変に危険です。

 

目視で確認できるのは、色褪せや汚れの目立ちくらいですが、それでもメンテナンスを考えるきっかけになりますし、劣化が進んでしまうのを防ぐ対策になります。

また、10年を目安に専門業者に屋根を点検してもらうこともお勧めです。

定期的に屋根を点検すれば、問題を早期に発見し、劣化が進む前にメンテナンスができます。

 

LOHASは無料で建物診断を行なっておりますので、屋根の状態が気になっている方はお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

【スレート屋根を塗装するポイント】

スレート屋根塗装

スレート屋根も他の屋根材とほとんど工程は変わりません。

ただし、スレート屋根は汚れが付きやすいので塗装前の下地処理で十分に汚れを落として、下地への密着性を高めることが大事です。

金属屋根の場合は錆が屋根に付いてしまっていることがありますが、スレート屋根は苔が生えてきてしまっていることがほとんどなので高圧洗浄機で落としていきます。

 

また、下地処理と同じくらい大事なのが下塗りです。

下塗りにはシーラーなどの塗膜の付着力を高める塗料(下塗り剤)を使用します。

屋根は風雨や太陽光などで下地が傷んでいますので、しっかり塗料を塗り込んで、下地へのクサビとなる塗膜を作ることが大切です。

 

下地処理や下塗りを十分に行わないと約2,3年で塗膜が剥がれてきてしまいます。

これからスレートの塗装をお考えの方は、塗装工事の前に業者にしっかりと下地処理や下塗りなどの施工内容について確認するようにしましょう。

スレート屋根だけではなく屋根は外壁と同じく常に紫外線や雨を受けているので定期的に塗装を行い防水性を保ちましょう(^O^)

 

スレートの塗装についてはこちらの「はじめてスレート屋根塗装を行う方へ」もぜひご覧ください!

 

m.n

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