山梨県甲府市の屋根塗装工事の現場にて縁切りのタスペーサー設置を行いました。
屋根の塗装は先に高圧洗浄と下地処理を行なっておく必要があります。
下地処理についてはこちらの「塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です」をご覧ください。
下地処理などを行なった後は縁切りや下塗りを行なっていきます。
それでは本日行った作業を見ていきましょう!
【屋根塗装の工程で重要な縁切り!タスペーサーの取り付け】
縁切りは屋根塗装の工程で非常に重要な作業です。
縁切りが適切に行われていないと雨漏りや屋根を劣化させる原因となってしまいます。
屋根は雨漏りを起こしやすい場所ですので、正しく施工されていることが大事です。
雨漏りすると建物の耐久性が落ちるばかりか、室内にまで水が流れてきて生活に支障をきたしてしまいます。
雨漏り修理は規模も大きくなりやすいですので、被害を出さないことが重要です。
雨漏りについてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
塗装は硬化して塗膜を作るため、屋根を塗装するとその塗膜が屋根材にある隙間を塞いでしまいます。
そもそも屋根に隙間があるというのが驚きかもしれませんが、屋根材は一枚一枚重ねて張ってあるだけで密閉されているわけではありません。
これでは雨漏りしてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、屋根の防水は屋根材の下に敷いてあるルーフィングが担っています。
そして、屋根材にできている隙間にも意味があり、侵入した水の逃げ口となっていて、通気も取れるようになっています。
もし、屋根材の隙間が密閉されてしまうと、水の逃げ場がなくなり、通気も取れなくなって湿気がこもるため、屋根のルーフィングや野地板の劣化を早める原因となり、さらに状態が悪くなれば雨漏りを起こしてしまいます。
このため屋根材の隙間が塞がらないように縁切りを行うことがとても重要となってきます。
現在ではタスペーサーという縁切り部材が出ていますので、屋根材に差し込んで縁切りをすることができます。
縁切りやタスペーサーについては下のページでもお伝えしておりますので、ぜひこちらもご参考にしてください。
「タスペーサーの重要性 ~雨漏りから屋根を守る、タスペーサーとは」
【屋根のメンテナンスは塗装・葺き替えどっちがいい?】
屋根は以下のメンテナンス方法があります。
・葺き替え
・カバー工法
・塗装
どのメンテナンスを選べばいいか迷うかもしれませんが、それは屋根の状態によっても違います、。
カバー工法や葺き替えはルーフィングも新しくできますので、20年ほどを目安にご検討ください。
塗装はメンテナンス方法の中で一番コストを抑えられ、屋根材を維持することができますが、それでも20年ほど経つとルーフィングの劣化が考えられるため、このくらいの年数が経ちましたら塗装ではなくカバー工法や葺き替えを行う必要があります。
屋根のメンテナンスについては「屋根葺き替え vs カバー工法 vs 屋根塗装」で詳しくお伝えしておりますので、ぜひこちらもご覧になってください。
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