山梨県北杜市 屋根塗装工事の続きをご紹介します。
前回の現場レポートでは、屋根塗装の下塗り工程をお伝えしました。
前回の現場レポートはこちらの「塗料の吸い込みが多いため、2回下塗りしました|山梨県北杜市」をご覧ください。
本日は、屋根塗装の縁切り工程をレポートします!
スレートの重なり目にある隙間は屋根を機能させるために重要なもの。
本日はスレート屋根の縁切り工程をレポートします。
縁切りとはスレートを塗装するときに行う特別な作業です。
スレートは厚みが5mmほどでして、重なり目の隙間はわずかしかありません。
屋根に隙間があると雨漏りを心配するかもしれませんが、このスレートの重なりにある隙間は屋根を機能させるのに必要不可欠なものです。
なぜ隙間が開いているのがいいかというと、雨が降った時にこの隙間から屋根材の下に流れた水が外に出ていくからです。
また、雨が降っていない時も隙間があることで通気ができ、小屋裏や太陽からの熱と湿気を防ぎます。
屋根材の下にはルーフィングという防水紙が敷かれていますので、屋根材の下に雨が入ってきても雨漏りしません。
※ルーフィングの耐用年数は20〜30年程度です。この年数を超えたら防水性の低下が危惧されますので、このあたりから葺き替えやカバー工法など、新しく屋根を直すことをおすすめします。
縁切りとは?
少し前置きが長くなってしまいましたが、縁切りとは、スレートの重なり目に隙間を設ける作業のことです。
塗装するとこの重なり目にある隙間が塗膜で埋まってしまいます。
中途半端に密閉された状態になってしまうため、本来通気や排水できていたのがうまく機能せず、熱や雨がスレート内部に滞留してしまいます。
「ルーフィングがあるから雨漏りは大丈夫だろう」と思われるかもしれませんが、縁切りせずに塗膜で密閉された状態の屋根は想像以上に劣化が早く、ルーフィングが本来想定している耐用年数を遥かに短縮させ、塗装後のわりと早い段階で雨漏りへと被害を拡大させます。
スレートの塗装では特定の条件を除いて、基本的に縁切りが必要です。
特定の条件とは、急勾配屋根で水が止まる心配がないこと、すでにスレートが沿っていて隙間が十分に確保できていることなどが挙げられますが、それでもちゃんと現地にて詳細に確認して判断する必要があります。
縁切りについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
縁切りではタスペーサーを設置しました!
縁切りはタスペーサーを設置しました。
タスペーサーとは上の写真にある通り、黒い板状の部材のことです。
ポリカーボネート製でして、スレートの隙間に差し込みます。
こうすることでタスペーサーの厚み分スレートが持ち上がり、塗装しても塗膜で隙間を覆わずに隙間を確保できます。
タスペーサーの利点は塗装前に縁切りを行えることです。
スレート一枚ずつカッターで塗膜を切り込むよりも既製品を設置するだけですので、縁切りの精度も高いです。
タスペーサーはスレートの両端に一枚ずつ設置しています。
スレートの塗装では縁切りが必須ですので、これからスレートの塗装をご計画されている方は、必ず縁切りの項目をチェックし、説明も業者から詳しくもらいましょう。
LOHASではお客様が工事についてご理解を深めていただけるように、工事内容や使用する塗料、作業日程など詳しくお伝えいたします。
建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、これから屋根塗装などお住まいのメンテナンスを考えていましたら、ぜひ当店にお任せください!
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