そろそろ台風が多くなる時期です。台風が原因で屋根が壊れてしまう被害も発生しています。台風は毎年大きな被害を与えますので事前に備えておきましょう。今回は台風に備えて屋根点検のすすめと屋根のメンテナンスなど台風対策についてお伝えします
【台風シーズンは屋根の被害に要注意!】
台風で屋根が飛ばされてしまうのをテレビで見たことはありませんか?日本は四季がはっきり分かれていて風情があっていいのですが、良いことばかりではありません。
日本は7〜10月にかけて台風が多くなる時期です。木や車を薙ぎ倒してしまうほどの強風が吹きますから、建物もしっかり備えておかないと無事ではありません。屋根の損傷も多くなる時期ですから被害を受けないためにも台風対策を事前にしておくことをおすすめします。
【屋根がどうなっているか知るために、まずは屋根点検】
台風がくるのはわかっていてもどんな対策をすればいいのかわからないですよね。屋根のメンテナンスをするにしてもどこを直せば良いか判断ができませんし、そもそもメンテナンスが必要でないケースもあります。
そこで屋根が正常であるか、まずは屋根点検を実施しましょう。
屋根の状態がわからなければメンテナンスが必要なのか不要なのか判断できません。そのため屋根が現状どうなっているか専門業者に依頼してメンテナンスが必要か見てもらいましょう。
LOHASは無料で建物診断を実施しております。屋根の状態が気になっている方はぜひ当社の無料診断をご利用ください。無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
【屋根工事はトラブルが多い!悪徳業者に注意!】
屋根工事で注意しなければいけないのが悪徳業者です。屋根工事は悪徳業者によるトラブルが多発していますので、安易に工事を依頼してはいけません。屋根点検や屋根工事をするときは必ず写真を撮ってもらいましょう。施工前と施工後、作業ごとの写真を撮ってもらい、自分でも確認できるようにしておくことが大切です。
【悪徳業者の手口に騙されない!複数の業者に見てもらうことで対策】
なぜ写真を撮ってもらった方がいいかというと、屋根は下からではどうなっているのかわからないからです。屋根は目視で確認できない場所にありますから、それをいいことに悪徳業者は屋根が壊れていないのに壊れていますよと嘘を言って必要のない工事をさせようとします。悪徳業者に騙されてしまうと大した工事をしていないのに高額な工事代を請求されてしまいます。
また、「雨漏りしますよ」「屋根が風で飛ばされてしまいますよ」というふうに不安をあおってきますからそれも注意してください。いきなり不安をあおるようなことを言われてしまうと心配になるかもしれませんが、まずはすぐに工事契約を結ばないように落ち着きましょう。
屋根を見てもらうのは決して一社に絞る必要はありません。屋根を指摘されたのなら2、3社ほど他の業者にも屋根を見てもらい、本当に指摘されたどおり屋根に不具合があるのか調査してもらいましょう。
業者選びの注意についてはこちらの「こんな営業には要注意」もご参考にしてください。
【台風に備えて必要な屋根メンテナンス】
台風に備えてぜひ以下の場所をチェックしておきましょう。
【台風に備えてチェックしておく場所】
・棟板金の損傷や劣化
・屋根材の破損や劣化
・ルーフィングの劣化
・雨漏り
それでは上記の場所で起きる台風被害や必要なメンテナンスについて解説します。
【強風で棟板金が飛ばされないように対策】
台風にかぎったことではありませんが、棟板金が劣化していると強風で飛ばされてしまうことがあります。棟板金が飛ばされるとまわりの建物や歩いている人に危害を与えてしまいます。被害を出さないためにも以下の劣化症状の確認と修理をして台風に備えましょう。
【棟板金の劣化症状と修理工事】
・棟板金の釘が抜けている→釘やビスを打ち込んで再固定する
・接合部のコーキングが劣化している→コーキングを新しくする
・下地が腐食している→下地と棟板金を交換する
【破損した屋根材の飛散とルーフィングの損傷に備える】
スレート、瓦などの屋根材が割れていると強風で破片が飛ばされてしまいます。棟板金と同じように飛散した破片が建物や車、人などにぶつかってしまうと大変です。また、屋根材が破損すると風にあおられやすくなります。
特に瓦は一部しか釘留めされていませんから注意が必要です。屋根材が破損するとルーフィングが露出するのも注意しなければいけません。ルーフィングが露出すると飛来物で損傷する可能性があり、雨漏りの原因になります。
【屋根材の劣化症状と修理工事】
・屋根材の破損→屋根材のひび割れ補修または屋根材の差し替え
・瓦が釘で固定されていない→瓦の釘打ち固定
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【20年以上経っている屋根はルーフィングの劣化に注意】
屋根の防水はルーフィングが要です。ルーフィングの防水性能が落ちていると雨漏りのリスクが高くなります。ルーフィングの耐用年数は20年ほどですから、このくらいの年数が経っている場合はルーフィングを新しくしてあげましょう。
ルーフィングを新しくするには「葺き替え」か「カバー工法」が必要です。屋根工事は足場を設置するため高額工事になりやすいですから、足場を有効活用して他の工事も一緒にしましょう。屋根工事と一緒におすすめな工事は外壁塗装、軒天井や雨樋、破風板などの高所作業となる工事です。
足場とコストについてはこちらの「足場を有効活用しよう!屋根工事は外壁工事と一緒がおすすめ!」をご覧ください。
【ルーフィングの劣化症状と修理工事】
・ルーフィングの寿命または破れ、水の浸透→屋根の葺き替えまたは屋根カバー工事
LOHASは屋根工事や雨樋工事に対応しています。詳しくは下のページをご覧ください。
【雨漏りは建物の寿命を縮め、家の中の生活も大変!】
屋根からの雨漏りも多く発生しています。雨漏り調査すると屋根が原因していることが多いですから台風がくる前に雨漏りのリスクがないかチェックしておくといいでしょう。
台風がきてからでは十分な対処ができませんし、応急処置もかぎられてしまいます。雨漏りしている最中は建物内も水浸しになり、柱や梁などの構造体が傷んでしまいます。
建物を支える構造体が腐食すると耐震性が低下し、寿命を縮める原因になります。被害は他にもシロアリを寄せ付け、修理代も高額になる傾向にあります。
雨漏りは建物への被害も甚大ですから、雨漏りさせないことが大前提です。LOHASは雨漏り調査や修理に対応しておりますので、少しでも疑わしいところがありましたらすぐにご連絡ください。
雨漏り調査と修理についてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
【台風の被害にあってしまったら火災保険が適用できるかチェック】
台風に備えて屋根をメンテナンスすることが重要ですが、自然現象ですからどんなに対策をしていても被害が出てしまうこともあります。屋根が被害にあうと修理するにも足場が必要になり、15〜25万円ほど(建物規模によって足場代は変わります)の足場代と施工費がかかります。
突然の出費は経済的に負担が大きいですから、できるだけ予算は抑えたいですよね。火災保険は災害時の修理負担を軽減できる保険ですから、台風で被害にあわれてしまったら火災保険が適用できないか確認してみましょう。ほとんどの方は住宅購入時に火災保険に加入しているかと思います。
火災保険は火災の他に風災、雹災、雪災、水災などの様々な災害を補償対象としています。工事代全額が補償されるわけではありませんが、突然の出費負担を軽減できますので、ぜひ火災保険も考えておきましょう。
火災保険については「火災保険を使った修繕工事」でご説明しておりますので、良ければこちらもご参考にしてください。
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