山梨県韮崎市の神明神社にて破風板などの木部塗装のボランティアを行わさせていただきました。
作業日は天気にも恵まれて、とても気持ち良く作業を行うことができました。
今の建物の作りとは違って日本古来から受け継がれている伝統工法。
建物のほとんどは木材を組んで建てられています。
木材は定期的にメンテナンスを行なっておけば長持ちします。
近年では木造建築が見直され、公共建築物にも採用されています。
それでは木部塗装の作業をご紹介していきます!
【神明神社 木部塗装】
大きく厚みのある立派な破風板です。
塗装は劣化していますが、ちゃんと芯が残っていてい十分に耐久性を保っている状態。
下地処理を行なってからキシラデコールという塗料で塗装をしていきます。
下地処理は塗布面を研磨して塗料の付着力を上げる作業です。
今回使用した塗料は、外壁などに使う樹脂塗料とは違い、下地に浸透していくオイルベースの塗料です。
樹脂塗料のように塗膜を作る仕組みではありませんが、下地に塗料が浸透して膜を張りますのでしっかり撥水して木材を保護してくれます。
下地処理についてはこちらの「塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です」もぜひご参考にしてください。
オイル塗料は下地に塗料を染み込ませながら塗装を行いますが、ムラができてしまいやすいので注意が必要です。
下地処理も樹脂塗料とは違って下地の汚れなどを落とすくらいで塗装ができますので手軽さはあるのですが、下地に塗料が浸透して着色されるためやり直しがききません。
色が濃く入ってしまうところもありますので、慎重に行うことが大切です。
オイル塗料の特徴は、なんといっても木目を活かして塗装できることです。
木のあたたかみを存分に出すことができますので、住宅だとウッドデッキや濡れ縁、造作のフェンスなどにオイル塗料がよく選ばれます。
【建物を維持していくために定期的に塗装をすることが大切です!】
地元の方にもご協力をいただき無事に作業を終えました。
木材は水に弱く、傷みやすいイメージがありますが、ちゃんと定期的にメンテナンスを行なっておけば長持ちします。
塗装の周期は10年ほどが目安です。
このくらいの年数が経ってくると色褪せなどの劣化症状がでて、撥水しなくなってきますので、劣化しているサインを見逃さずに、建物をこれからも長く持たせるために適切なタイミングで塗装を行いましょう。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、メンテナンスの際はぜひお声がけください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
塗装工事をご検討している方はこちらの「屋根塗装・外壁塗装」をご覧ください。
“mu”
甲府市・山梨市・都留市・山梨市・大月市・韮崎市・南アルプス市・甲斐市・笛吹市・北杜市・上野原市・甲州市・中央市・中巨摩郡・南巨摩郡・南都留郡・北都留郡・西八代郡 他で、塗装工事、屋根工事のことなら、LOHASへお気軽にご相談ください。