山梨県南アルプス市のお宅へ屋根塗装に行ってきました。
雪の季節に備えてのメンテナンスが必要かどうか気にされ、ご連絡をいただきました。
長い間何もしてこなかったがということで、さっそく屋根診断です。
確かに塗料が完全になくなっているかのような色あせで
塗料の機能である防水効果がないわけで、その点は、たしかに心配です。
最近は塗料の防水機能も昔とは格段に変わっていますから
無防備なままどうにかもたせるよりも、耐久性のいい塗料を塗っておきましょうということになりました。
塗料を塗る前には、塗る面である屋根の肌を整える工程があります。
下地処理という工程で、高圧洗浄から始まり、傷んだ部分を補修します。
その後、ケレンという肌のきめを整えるかのような下地調整があり
そこからようやく塗料を塗っていくことになります。
工事の流れについて詳しくは⇒こちらへ
高圧洗浄でこびりついた汚れやコケなどをとること、ケレンという下地調整で面を整えること。
これらはすべて新しく塗る塗料の密着をよくするためです。
補修はもちろん屋根材そのものをもたせるため。
ひび割れやズレなどはきちんとこの時点で直しておきます。
メイクアップよりも大切なのは基礎のお肌作り。
塗装が始まっている写真の、屋根材の美しさをどうぞご確認ください。
☆M